渋谷区で民泊を運営していると、宿泊者が出したごみの処理先で行き詰まりがちです。住宅宿泊事業に伴って出たごみは事業系ごみにあたり、家庭ごみとして区の収集に出せません。
渋谷区は、許可を受けた民間の廃棄物処理業者へ委託するよう求めています。今回は、渋谷区の民泊で相談できる廃棄物業者を3社紹介します。廃棄物処理に困っている民泊運営者はぜひ参考にしてください。
イーブライト

引用元:https://e-bright.jp/landing/
| 会社名 | イーブライト |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台1丁目2-20 フロンティアビル601 |
| 電話番号 | 0120-310-538 |
回収の曜日、少量への向き合い方、そして回収できるごみの範囲という3点から特徴やメリットを紹介します。
日曜も含めた365日の回収と、最短当日の契約
イーブライトは365日の回収に対応しており、日曜日も回収が可能です。問い合わせ窓口は24時間受け付けており、最短当日中に契約できます。すでに予約が入っている状態で業者を切り替えるなら、条件の詰めに時間をかけている余裕はありません。まずは回収開始日だけを押さえ、分別のルールや置き場の相談はそのあとに回してください。
少量でも断られにくい小規模店舗専門の体制
ごみの量が少ないという理由で断られてきたなら、体制の違う会社を当たりましょう。少量の回収は利益が出にくいうえ、件数が増えるほど管理の負荷も上がるのが実情です。イーブライトは、少量の依頼が後回しになる状況を業者側の体制の問題だと説明したうえで、小規模店舗専門という立ち位置に振り切り、連絡と回収開始の速さ、置き場や分別といった条件の違いへの対応を掲げています。
東京23区は、路地が狭い、回収時間に制限がある、置き場が建物ごとに違うといった条件差が大きいエリアです。見積もりを頼むときは、建物前の道路幅と、ごみを置ける場所の写真をあらかじめ送っておきましょう。
外国人スタッフへの対応と回収できるごみの範囲
清掃を外国籍のスタッフに任せている物件でも、やり取りの段階で止まりません。イーブライトは外国人スタッフの対応が可能で、回収の範囲は可燃ごみ、不燃ごみ、古紙の3つに分かれます。可燃ごみは生ごみ・紙ごみ・木質ごみ、不燃ごみはペットボトル・缶・割れガラス・金属くず・ビニール・プラスチック・空き瓶、古紙はダンボール・雑誌・新聞が対象です。
産業廃棄物収集運搬業の許可は東京都許可1300176522号を取得しており、神奈川県や千葉県、埼玉県などの許可も持っています。ただし宿泊者が残していく家電や大型の荷物は上の3区分から外れる場合があるので、契約の前に扱えるかどうかを確かめてください。
P.NET
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引用元:https://pnetcojp.com/area/shinjuku/
| 会社名 | 株式会社P.NET(ポネット) |
|---|---|
| 住所 | 埼玉県草加市中央2丁目16番10号 |
| 電話番号 | 050-1725-1220 |
渋谷区の費用の目安を示したうえで見直しを提案する
いま払っている金額が高いのか安いのか、判断できないまま契約を続けている運営者は少なくありません。P.NETは、渋谷区の飲食店や美容室、学習塾といった小規模事業で週3回収集した場合、2万円〜4万円が一般的な費用だと示しています。そのうえで現在の状況やコスト感、抱えている課題、想定される廃棄物の種類と量、頻度を聞き取り、条件に合わせたプランを提案する流れです。
見積もりは無料で、条件に沿わなければ断っても差し支えありません。相談する前に、現在の契約書と直近3か月分の請求書を手元へそろえておいてください。
民泊やゲストハウスを対応業種に挙げている
民泊を専門外として扱う会社もあるため、対応業種の一覧は先に見ておきましょう。P.NETが挙げている対応業種には、飲食店や美容室、学習塾などの小規模店舗から、工場や倉庫、アミューズメント施設といった大型施設、そしてホテル・民泊・ゲストハウスなどの宿泊施設まで含まれます。
扱う廃棄物は、事業系一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理産業廃棄物、古紙、段ボール、木くず、発泡スチロール、ビン・缶・ペットボトル、プラスチックです。
民泊からは、生活ごみにあたる事業系一般廃棄物と、プラスチックや金属などの産業廃棄物が同時に出ます。問い合わせのときは、その両方を1社でまとめて受けてもらえるかどうかを確認してください。
複数の拠点をまとめて一元管理できる
渋谷区内に何室も運営しているなら、窓口を1つに集めると事務作業が軽くなります。P.NETが首都圏に多数設けているのは、古紙やダンボールの回収場所です。複数の拠点を一元管理の形で依頼すると、窓口業務が一本化され、数量報告の催促や許可証の取り寄せといった作業も省けます。急に必要になった場合や、他社に断られたケースでも相談を受ける姿勢を示しています。拠点ごとに別の業者と契約しているなら、それぞれの契約更新月を並べ、切り替える順番を決めてから連絡しましょう。
竹下産業

引用元:https://www.r-station.co.jp/service/minpaku/
| 会社名 | 竹下産業株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都足立区関原1-14-2 |
| 電話番号 | 03-3887-1761 |
法令違反のリスクまで踏まえて相談できる
家庭ごみに混ぜて出す運用を続けているなら、まず罰則の重さを知っておいてください。住宅宿泊事業で出たごみは、事業系一般廃棄物または産業廃棄物として、住宅宿泊事業者が責任を持って処理しなければなりません。家庭ごみとして出せば不法投棄とみなされ、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条にもとづき、5年以下の拘禁刑または1,000万円以下の罰金、あるいはその両方が科される場合があります。
保健所からの指導が重なれば、住宅宿泊事業法にもとづく届出の取消しにつながりかねません。渋谷区では、排出量が少なく業者と契約しにくい場合に限り、家主居住型であれば区が収集できる場合もあるため、清掃リサイクル課清掃事務所へ相談しておきましょう。
不定期な回収と、置き去りの荷物への対応
宿泊者の滞在日数がばらつく物件でも、回収の日程を実態に合わせられます。民泊は拠点が小規模なうえ、宿泊者の滞在日数も一定ではありません。竹下産業は、滞在日数のばらつきという民泊特有の事情に着目し、運営形態に合わせた柔軟な回収体制を整えているため、道路が狭い、排出量が少ないといった理由で他社に断られた物件も相談できます。
対応するごみは可燃・不燃・資源・粗大の4区分で、フロンガスを含む製品のような処理困難物や機密情報の廃棄も引き受けの対象です。
宿泊者が残していったスーツケースやベビーカーも、事業系の粗大ごみとして回収してもらえます。料金は個別見積もりになるので、荷物の写真を添えて問い合わせてください。
分別代行と多言語マニュアルで宿泊者側に手を打つ
宿泊者が分別してくれないという悩みは、仕組みを変えれば減らせます。海外からの宿泊者の場合、文化的な背景の違いから分別が適切に行われないケースも珍しくありません。竹下産業はごみの分別代行サービスを用意しており、宿泊者向けの多言語対応マニュアルも提供しています。複数の拠点から出たごみを、一括で分別・管理する形も可能です。
さらに民泊の運営業者と連携し、清掃やリネン交換、予約管理、消耗品の補充、ゲストとの連絡代行まで含めた包括的なサービスも相談できます。
まとめ
渋谷区の民泊で回収先を選ぶ軸は、回収できる曜日、運営している拠点の数、そして宿泊者側の問題まで任せたいかどうかの3つです。日曜のチェックアウトが多い物件にはイーブライト、複数の拠点を1社にまとめたいならP.NETが向いています。分別代行や多言語マニュアルまで頼みたい場合は、竹下産業が候補になるでしょう。いずれにしても、住宅宿泊事業で出たごみを家庭ごみとして出すことはできません。区の収集を使えるかどうかも含め、渋谷区の清掃リサイクル課へ確認してから見積もりを取ってください。
