事業を行う際、多くのごみが発生します。また、処分するには、事業ごみ回収業者への依頼が必要です。ごみが多い東京では、事業系ごみ回収サービスは豊富にあります。そのため、情報収集には慎重になりましょう。ここでは世田谷区でおすすめの、事業ごみ回収業者を3つ紹介しています。世田谷区で事業ごみ回収業者を探している人は必見です。
イーブライト

引用元:https://e-bright.jp/
| 会社名 | 株式会社イーブライト |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台1丁目2-20 フロンティアビル601 |
| 電話番号 | 045-548-8115 |
| 日曜日の回収 | ⚪︎ |
| 料金体系 | 回収量に基づいた明朗会計 |
| 電子マニフェストの対応 | ⚪︎ |
| 回収可能なごみ | 一般廃棄物、産業廃棄物、機密文書、粗大ごみ |
| 主な事業内容 | 事業系一般廃棄物収集運搬業(横浜市第1159号・川崎市第0234号) 産業廃棄物収集運搬業許可 第176522号(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県、茨城県) 一般貨物自動車運送業 関自貨第969号 一般建設業許可 神奈川県知事許可(般-3)第88568号 (とび・土工工事業) |
| 対応エリア | 【横浜市】鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、港南区、保土ケ谷区、旭区、磯子区、金沢区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区 【川崎市】川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区 |
イーブライトが掲げる理念とは
イーブライトでは、新しい挑戦によって未来を動かすことを企業理念としています。キレイなことは当たり前であり、時代に合わせたニーズ対応に積極的です。産業廃棄物回収に留まらず、グリストラップ清掃も行っています。飲食店・ホテル・介護施設など、コロナ禍以降、衛生管理を徹底している事業に欠かせません。さらに、資源回収も行っています。環境問題に考慮する時代のため、紙類の再利用は社会から求められる課題です。そこで、企業の紙ごみの回収を行い、再利用に回しています。また、書類はシュレッダーにかけるので、セキュリティ面も安心できるでしょう。ごみ回収・清掃によって、社会の循環を良くする企業です。
顧客から選ばれている理由
イーブライトの車両には計量器が付いており、排出量の管理が簡単です。また、費用の明朗化にもなるので安心して利用できます。収集後は分別を行うため、廃プラスチック・木・紙などを再利用に回すことが可能です。多くのゴミが出る事業も、分別の手間がなくなることで業務効率が上がるでしょう。車両は4トンのアームロール・土運搬用のトレーラーなどがあり、様々な企業に貢献しています。
また、産業廃棄物は、広い分野で回収可能です。プラスチック・木材・金属・ガラス・ゴムなどは、多くの事業で発生するでしょう。また、水銀使用した汚水・廃油・がれき類など、特殊な産業廃棄物も任せられます。処理に困った時でも、相談しやすいことが選ばれる理由です。
大谷清運

引用元:https://www.otaniseiun.com/
| 会社名 | 大谷清運株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都葛飾区水元1-3-13 |
| 電話番号 | 03-3600-5561 |
| 日曜日の回収 | × |
| 料金体系 | 問い合わせフォームより見積もり依頼後提示 |
| 電子マニフェストの対応 | 〇 |
| 回収可能なごみ | 一般廃棄物 産業廃棄物 |
| 主な事業内容 | 環境問題に関する企画提案及びコンサルティング 東京23区指定清掃事業 一般区域貨物自動車運送事業 一般廃棄物収集運搬業 産業廃棄物収集運搬業 産業廃棄物中間処理事業 リサイクル事業 ビル管理及び清掃事業 労働者派遣事業 |
| 対応エリア |
事業系ごみの定期回収の実績が豊富
宿泊施設・教育機関・百貨店・飲料メーカー・生活用品メーカーなど、大手企業との取引が豊富にあります。法令順守で適切なごみ処理を行うため、社会から信頼される存在です。さらに環境省から、優良産廃処理業者として認定された実績があります。また、東京都からは産廃エキスパートの認定がされており、安心して任せられるでしょう。そして、様々な車両や廃棄物を扱うため、安全第一の価値観が魅力です。安全に関しては作業マニュアルを徹底しており、従業員研修も行います。
危険性が高いものも扱うため、充分な知識や技術を得ていることは心強いでしょう。そして、保有車両が60台以上あるので、廃棄物の種類や量に臨機応変です。廃棄物処理のプロフェッショナルとして、幅広い業界を支えます。
大谷清運の強みとは
60年以上の経験から、多くの産業廃棄物を取り扱えるようになりました。協力会社や処理工場の提携により、ていねいな廃棄が可能です。他社で断られた産業廃棄物も、一度相談してみましょう。リチウムイオン電池・ニッケル水素電池・小型密閉型鉛蓄電池・モバイルバッテリーなど、二次バッテリーは主に取り扱い可能です。また、油類付着物・ガスボンベ・劇薬物・医療廃棄物・塗料などにも対応しています。各業界、削減できない廃棄物は必ず存在するので、心強いことでしょう。
エコ・エイト

引用元:https://www.eco-eight.co.jp/
| 会社名 | 株式会社 エコ・エイト |
|---|---|
| 住所 | 東京都世田谷区千歳台3-16-15 |
| 電話番号 | 0120-42-8081 |
| 日曜日の回収 | 〇 |
| 料金体系 | 問い合わせフォームより見積もり依頼後提示 |
| 電子マニフェストの対応 | 〇 |
| 回収可能なごみ | 一般廃棄物 産業廃棄物 |
| 主な事業内容 | 一般廃棄物、産業廃棄物の収集運搬及び処分業 建屋、内装の解体工事及び原状回復工事 古物営業法に基づく古物商 |
| 対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県、静岡県、長野県、栃木県、群馬県、茨城県 |
エコ・エイトは、東京だけではなく、神奈川・千葉・埼玉・山梨・茨城・栃木・群馬・長野・静岡まで、産業廃棄物回収を行う業者です。収集後は自社施設で処理を行うため、安心して任せられます。3,000社以上が提携しており、実績豊富なことも魅力です。ここでは、エコ・エイトの特徴を解説します。
長年の実績・ワンストップ対応がポイント
エコ・エイトは、関東周辺まで産業廃棄物許可を得ています。東京に本社を置き、その他地域に支社がある企業も依頼しやすいでしょう。また、自社施設を3つ保有しており、日々大量処理を行っています。1日420tの破砕・リサイクル処理・発泡スチロール溶融などが可能です。長年の知識とノウハウを利用した、ワンストップ対応は強みです。法律を守り、情報漏洩に配慮するため他社委託は行いません。自社だけで誠実に取り組むことで、3,000社以上が提携しています。ワンストップ対応により、多くの信頼を得ることに成功している業者です。
事業系ごみのスポット回収に対応
スポット回収とは、ビル・商業施設・工場・地域イベントなどに単発で行うサービスです。オフィス移転やイベント実施など、特別業務が発生するときに向いています。単発利用でも、打ち合わせ・見積もりが丁寧なので安心です。また、廃棄物が一度に大量発生しても、スムーズに運搬・分別を行います。経験値の高い作業員は、頼りになるでしょう。洗濯機・冷蔵庫・エアコンなど大型家電も扱うので、運搬の手間がかからないこともメリットです。1日だけ行う業務やイベントも、段取り良く進むでしょう。
世田谷区の事業系ごみ処理券制度
ごみを出すときに必要な「ごみ処理券」
事業を行う上で発生したごみは、一般的な家庭ごみとは出し方が異なります。世田谷区で事業系のごみを処理するときには、区が発行している「事業系有料ごみ処理券」を活用する方法があります。
事業系有料ごみ処理券は、ごみの容量別に色が異なるシール状になっており、出したい事業系ごみの袋に貼り付けて、そのままごみの集積場に出すという仕組みになっています。
ごみ袋に直接シールを貼るだけで、一般ごみと同じようにごみの集積場に出して回収してもらえるので、手軽で便利です。
事業系ごみ処理券制度の利用は、少量のごみを排出する事業者に限られ、恒常的に多量のごみが発生する事業者は、民間のごみ収集業者に依頼する必要があります。
「ごみ処理券」の費用
事業系有料ごみ処理券は、排出するごみの大きさによって、価格が異なります。価格は23区すべて同じですが、各区専用のシールとなっているため、区ごとに事業系有料ごみ処理券を購入します。世田谷区の事業系有料ごみ処理券の価格は、70リットル用5枚入りで3,045円、45リットル用10枚入りで3,910円、20リットル用10枚入りで1,740円、10リットル用10枚入りで870円です。
排出するごみの容量の目安をチェックして、あらかじめ事業系有料ごみ処理券を準備しておくと良いでしょう。
事業系有料ごみ処理券自体が有料のため、購入のためのコストは発生しますが、廃棄物の回収業者に依頼して回収させる委託料と比較すれば、費用はかなり抑えられると言えます。ごみの排出が少ない事業をしている場合は、コスト面から、事業系有料ごみ処理券を活用することがおすすめです。
事業系有料ごみ処理券の価格は改定されることがあるため、世田谷区のホームページで最新の価格をチェックしておくと良いでしょう。価格改定があったときは、世田谷区が、従前に使用していた事業系有料ごみ処理券の払い戻しを実施します。手元に事業系有料ごみ処理券がある場合は、区に問い合わせてみましょう。
「ごみ処理券」の購入場所
世田谷区の事業系有料ごみ処理券は、世田谷区内のスーパーやコンビニエンスストア、清掃事務所で購入できます。コンビニエンスストアは、世田谷区内のローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ミニストップの各店舗で取り扱っています。
具体的な販売店舗は、世田谷区のホームページでチェックするか、店舗に「有料ごみ処理券取扱所」の標識が置かれているため、目印にすると良いでしょう。
また、購入の際には、世田谷区以外の区の事業系有料ごみ処理券が販売されていることがあるため、しっかりとチェックして購入するように注意します。
ごみを出すときのルール
世田谷区の事業系有料ごみ処理券制度でごみを排出するときには、ごみの種類別に、週の決まった回数に合わせてごみを出します。可燃ごみは、ごみ袋の口を縛り、ごみ処理券のシールをごみ袋に貼り付けて、集積場に出します。可燃ごみの回収は週に2回です。
資源ごみは、廃棄するごみの種類によって、ルールが異なるので注意しましょう。新聞・雑誌などの紙の資源ごみは、高さ10cmにつき10リットルの事業系有料ごみ処理券を貼付します。
段ボールは、廃棄する段ボールの枚数に応じた事業系有料ごみ処理券が必要です。段ボール2枚につき、10リットルの事業系有料ごみ処理券を貼り付けて出します。
缶・ビン・ペットボトルは種類ごとに別々の袋に入れて、容量に合わせた事業系有料ごみ処理券を貼って出します。
「資源ごみ」としてまとめて袋に入れることはできないため、ごみの種類ごとにきちんと分けて排出することが大切です。資源ごみの回収は週に1回のため、回収日をチェックしておきましょう。
また、産業廃棄物にあたる事業系ごみや、医療品などの事業系ごみは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づいて、一般廃棄物と産業廃棄物を適正に分別して処理する必要があるため、法令に定められた方法を選択してごみを排出します。一般ごみに混ぜて排出することがないよう、適切に処理することが求められます。
事業系有料ごみの排出上限
世田谷区の事業系ごみには、1日あたりの排出の上限があります。世田谷区で事業系ごみを廃棄する場合は、30kgまでが目安です。30kgはおおよそ45リットルの袋で換算すると、3つまでです。これ以上の量の事業系ごみの廃棄を希望する場合は、事業系有料ごみ処理券は使用せず、民間の廃棄物業者にごみの回収を委託しなくてはなりません。
また、事業系有料ごみ処理券制度は、少量の事業系ごみを対象とした制度であるため、毎日のように事業系ごみが排出される飲食店や、大きな事業所については少量排出に当てはまらず、運用が適用できません。
事業系有料ごみ処理券を活用した排出が適切かどうか、事業内容やごみの量をもとに判断します。
事業系ごみの排出の制限としては、粗大ごみ、不用品、機密書類にあたるものは、回収できないというルールがあります。粗大ごみ、不用品、機密書類を廃棄したい場合は、専門の回収業者に依頼し、回収してもらうようにしましょう。
事業系ごみ処理制度のデメリット
事業系有料ごみ処理券制度を活用すれば、事業系有料ごみ処理券をごみに貼り付けて出すだけという便利さがありますが、活用に際して注意しなければならない点や、デメリットもあります。まず、世田谷区の事業系有料ごみ処理券制度を利用したいときには、ごみを出す時間に注意が必要です。世田谷区では、朝の8時までにごみを出す必要があり、店舗の営業時間後の夜間などの時間帯に出せないため、従業員が朝にごみを出す作業をしなくてはならなくなります。
「事業系ごみ」には、従業員が昼食などで使用した容器などのごみも含まれます。当日に発生したごみを、当日中に廃棄できる仕組みではないため、ごみの置き場所の確保や管理が必要になってしまうというデメリットが挙げられます。
また、事業系有料ごみ処理券を利用するときには、事業系有料ごみ処理券に事業者名を記載しなくてはなりません。社名が書かれたごみをごみ集積場に置くことに抵抗があるなどの心理的な問題や、ごみを開封されて中身を見られてしまうリスクが発生します。
機密情報などが含まれるものは、事業系有料ごみ処理券制度の利用はできません。事業の種別によっては、事業系有料ごみ処理券制度自体に馴染まないケースもあるため、事業内容と照らし合わせて活用すべきかどうか検討すると良いでしょう。
他にも、一般的な家庭ごみと同じ集積場に事業系ごみを排出するケースでは、世田谷区が定めたルールの他にも、各自治会のルールや決まり事を守ってごみを出さなくてはいけません。ごみの出し方について独自のルールがある場合などは、ごみ出しが煩雑になるというデメリットがあります。
事業系有料ごみ処理券が使えない場合
事業系有料ごみ処理券制度は、利便性が高く、低コストで活用できるという大きなメリットがありますが、制度に馴染まない事業に該当する場合や、排出できる容量を超える事業系ごみが発生する場合など、制度を活用できないケースはあります。世田谷区で事業系有料ごみ処理券制度を使えない場合は、世田谷区の許可のある回収業者に、事業ごみの回収を依頼しましょう。
区の許可にはさまざまな種類があり、可燃ごみの回収には「一般廃棄物の収集運搬許可」、不燃ごみや粗大ごみの回収には「産業廃棄物の収集運搬・処分許可」といったものがあり、業者によって、保有している許可の区分が異なることがあります。
可燃ごみ専門の業者や、粗大ごみ専門の業者など、多様な専門性を有する業者がおり、1つの業者がすべての種類の事業系ごみを回収できるということではないので、どのようなごみを回収できる業者なのかをチェックしておきましょう。
よくある質問
- Q家庭ゴミは収集可能でしょうか?A一般的には、民間事業者による家庭ゴミ収集は法律で制限されているようです。そのため、お住まいの自治体(市区町村)に確認する必要があると言われています。
- Qゴミ置き場がないのですが、収集可能ですか?Aゴミ置き場がない場合でも対応できるケースがあるようです。ただし、収集時間や収集場所の調整が必要になることが多いため、事前にお問い合わせフォームから確認するのが望ましいとされています。
- Q見積もりのみをお願いすることは可能ですか?A見積もりのみの依頼も受け付けてもらえる場合があるようです。
- Qすぐに廃棄物を持ち込みたいのですが、対応できますか?A廃棄物の内容によっては受け入れられるものとそうでないものがあるようです。そのため、最初にサンプルを持ち込んで確認するのが一般的だとされています。
- Q缶・ビン・ペットボトルが混ざっていても受け入れ可能でしょうか?A混在した状態では受け入れが難しいとされるケースが多いようです。缶・ビン・ペットボトルはそれぞれ分別して持ち込むよう求められることが多いようです。
- Q個人で集めた空き缶を買い取ってもらえますか。A原則として、個人で集められたものや家庭ごみは対象外と案内されることが多いようです。処分については、お住まいの自治体のごみ収集ルールに沿って排出するのが一般的とされています。
- Qどの様なモノが産業廃棄物にあたりますか?A事業活動に伴って生じた廃棄物で、廃棄物処理法により20種類が指定されているとされています。ここでいう「事業活動」は製造業や建設業に限られず、オフィス、商店、病院、学校などの商業・公共的な活動も含むと解されています。量的な下限は設けられておらず、東京23区ではオフィスから出る飲み終わったPETボトル1本や不要になったクリアファイル1枚も産業廃棄物に当たると案内されることがあります。
- Qマニフェストとはなんですか?A産業廃棄物の処理を許認可業者に委託する際、排出事業者が必要事項を記載して交付する法定伝票とされています。この制度により、収集・運搬、中間処理、最終処分といった各工程の終了報告を受け、処理の進捗を確認できる仕組みとされています。
- Q不要品はどんな物でも回収してもらえますか?A幅広い品目に対応しているケースが多いようです。一般的には、事業者の不要品(廃棄物)は「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に区分され、それぞれ市区町村長または都道府県知事の許認可を受けた業者が収集・運搬を担うのが原則とされています。リサイクル・ネットワークでは、複数の地域と種類の許認可を取得している旨が案内されています。まずは相談のうえ、区分や対応可否を確認されるのが一般的です。なお、無許可業者へ委託した場合、排出事業者に5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科される可能性があるとされ、個人によるごみの収集は違法とされています。
- Q臨時の粗大ゴミ以外に、日常ごみの回収もお願い出来ますか?A対応可能として案内している事業者もあるとされています。
- Q少量の廃棄物ですが契約書は必要ですか?A一般に、量の多少にかかわらず契約書の締結が求められる運用とされています。産業廃棄物については、あわせてマニフェストの交付も必要と案内されています。